日本人はるかな旅第2集巨大噴火に消えた黒潮の民

サイエンス

第2集は結果的には可哀想な事になってしまった、私達日本人の祖先のお話です。南からやってきた人達。島国である日本にどうやってたどり着いたのでしょうか?「NHKスペシャル 日本人はるかな旅第2集巨大噴火に消えた黒潮の民」のあらすじと感想です。

 

【番組あらすじ】

北からサハリンを通ってやってきた第1集の「マンモスハンター」達。第2集は南から黒潮に乗りやってきた海洋漂流民達です。縄文時代の文化は東日本や北日本を中心に栄えたと思われてきましたが、鹿児島の上野原遺跡(うえのはらいせき)や沖縄の港川人骨(みなとがわじんこつ)など南日本でも遺跡が発見され、南日本でも海洋漂流民がもたらしたアジア南方の文化が栄えていたとわかってきました。幻の大陸スンダランドとは?南日本に移り住んだ人々を襲った突然の悲劇とは?

 

【第2集を見ての感想】

第2集もとても見応えがありました!だって大海原をちっちゃい船に乗り、日本に来た人達がいるんですよ。漂流民って・・こようと思って来たんじゃなく、漂流して仕方無く辿り着いたのでしょうか?

 

見進めていくうちにわかったのですが、氷河期に東南アジア付近にあったとされる幻の大陸「スンダランド」が、氷河期が終わった2万年前頃から水没が始まり、スンダランドに住んでいた人々が海洋漂流民として周辺の土地へ散らばったそうです。その人々の一部が黒潮に乗り、およそ1万2000年前に南日本に辿り着いたそうです。

 

一ヶ月以上も小舟に乗り、沖縄を通り、九州へ。黒潮の流れがちょうど九州にぶつかる時代に幸運にも辿りつけたそうで、流れが違う時には辿りつけなかった様子です(辿りつけなかった人々はどうなったのでしょう、汗)凄いなぁ、そうやって日本に辿り着いた人達がいるんですね。

 

人々は南九州に根付いて、鹿児島の上野原遺跡(うえのはらいせき)など現在に遺跡を残していますが、6300年前に起こった鬼界カルデラの大噴火によりほとんどの人々が絶滅したということです。切ないですね。

 

しかし生き残った人々もいて、その後生まれた縄文人の骨や、九州から黒潮の流れの先にある高知県や和歌山県などでも彼らの斧や土器が見つかり、現代の私たちに遺伝子と文化を残してくれた様で少しほっとしました。

 

【スンダランド】

タイから南シナ海にかけての現代では海となっている場所に、紀元前7万年~紀元前1万4千年の氷河期の時期に存在した広大な平野スンダランド。一説にはモンゴロイドの故郷といわれています。

 

同じように広大な平野が世界のいくつかの地に点在しており、ペルシャ湾はエデンの園であったという説があります。古代のロマンですね。しかしスンダランドは氷河期が終わり、海面の上昇によってなくなりました。ここに住んだ人々は海洋漂流民として移動することとなりました。

 

【鬼界カルデラ大噴火】

鬼界カルデラ(きかいカルデラ)は鹿児島沖の薩摩硫黄島、竹島あたりにある海底火山で、7300年前に大噴火しました。番組では6300年前と言っていますが、放射性炭素年代測定で暦年補正を行っていない為で現在の通説では7300年前に起こったとされています。この「鬼界アカホヤ噴火」は九州の人々をほぼ全滅させ、アカホヤ火山灰は農業に適さず、約1000年の間、九州は人の住める状態で無かったそうです。

 

私はこの鬼界カルデラを知った時からずっと、「突然の氷河期」と並ぶ密かに2大心配事のひとつとなっています。イエローストーンは世界の破滅に繋がる大規模の破滅噴火の様ですが、鬼界カルデラの噴火は日本の破滅。周期的にも噴火してもおかしくない時期みたいです。九州の噴火や地震のニュースが報道されるとちょっとドキッとしてしまいます。心配してもしょうが無いんですけどね(;´∀`)

 

⇒ 日本人はるかな旅第1集マンモスハンター

⇒ 第2集巨大噴火に消えた黒潮の民 

⇒ 第3集海が育てた森の王国 

⇒ 第4集イネ 知られざる1万年の旅 

⇒ 第5集そして日本人が生まれた

 

「NHKスペシャル 日本人 はるかな旅 第2集 巨大噴火に消えた 黒潮の民」

語り(語り手) : 森田美由紀さん 、阿部渉さん
テーマ音楽 : 吉田潔さん

 

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