朝の連続テレビ小説

ごちそうさん東京編(め以子の幼少時代)

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「ごちそうさん」を見返しています。いやぁやっぱり面白い。主人公・め以子(キャスト:杏さん)の幼少からの食いしん坊ぶりがほんと良い。成長の過程も食いしん坊エピソードから色々な事を学び、真の食いしん坊として成長していくw

 

子供時代のめ以子役の豊嶋 花(とよしま はな)ちゃん、子供時代の源太、屋島昂太くんコンビも良かった。源太はスタンダードなジャイアン系のいじめっ子だと思っていたら、実はいい子でめ以子とは「イチゴジャム事件」から仲良くなっていく。

 

め以子の環境が良い。「開明軒」を商うお父さん(キャスト:原田泰造さん)とお母さん(キャスト:財前直見さん)と弟(キャスト:井之脇海さん)。そして従業員、お手伝いさん。みんなめ以子を気にかけ可愛がってくれている。開明軒に食べに来る社長さんは開明軒を出す時に資金を貸してくれたお父さんの恩人らしい。この社長さんもなにげに め以子を可愛がってくれてるんですよね。イチゴジャムくれたり、「め以子ちゃん食べるかい?」料理をくれようとしたり。ほのぼの。

 

お父さんの謎。「開明軒」は最初の頃お店がはやらなくてお父さんは苦闘しています。ごちそうさんの最初の舞台は明治時代の末期の東京。この時代に早々とフランス料理のお店を持ってるなんてお父さん何気に凄い。作っている料理もなんだか凄い。帝国ホテルで修行した後に開明軒を出したとか。

 

その後「オムレットライス」というメニューを考え出し、お店は軌道に乗ります。お店はフランス料理店から庶民に馴染みやすいお箸もご飯も出す洋食屋さんに変わったみたいです。現実の日本では東京銀座の煉瓦亭さんと、 大阪心斎橋の北極星さんがオムライス発祥のお店といわれています(他にも諸説あり)

 

私は大阪の「北極星」さんには食べに行ったことがあります。優しくて美味しいオムライス♪北極星さんに行くならアメリカ村にある心斎橋本店がオススメです。数寄屋風の建物でレトロな雰囲気が味わえます。凄くよい雰囲気なのに手頃なお値段で美味しいオムライスが食べれます(・▽・*)

 

め以子の祖母・卯野トラ(キャスト:吉行和子さん)は第一週目最後の日に亡くなってしまい、その後はナレーション(語り)とぬか床の精として活躍していきます。ぬか床の精wめ以子が大阪にお嫁に行くときも半分に分かれてぬか床の精もついていきます。ぬか床の精になったおばあちゃんの語りはワタシ的にとても好きです。

 

週ごとのタイトルは「いちご一会」「黄身と出会った」「こころをコメて」など食材が加わったダジャレの様な題名になっています。「フォンとうの気持ち」は最初よくわからなかったけど「フォン」洋食のだし汁ですね。書体のフォントじゃなかった(;´∀`)

 

食べることは生きる力って思わせてくれる作品です。私も自信をもって食いしん坊道に励みたい!(笑)そして丁寧に食材を扱い、大事な人に愛情込めてお料理を振る舞う。その気持も忘れないでいようとここも思わせてくれる作品。朝の連続テレビ小説にふさわしい「ごちそうさん」です。

 

出演 : 杏さん 、豊嶋花さん 、財前直見さん 、原田泰造さん 、吉行和子 さん
原作 : 森下佳子 さん
制作統括:岡本幸江 さん

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