暑い夏に涼しくなる、平安京ダークサイド、京の都の陰陽師、安倍晴明のお話(・▽・*)
平安京ダークサイド
今回番組の舞台となった京都は学生の町でもあります。私も京都に憧れて京都の大学に行きましたが、 歴史に詳しくなるほど京都のダークサイドの部分も詳しくなって。
彼氏、彼女が出来たら鴨川の川辺りに座りたいというのが、京都の大学生の憧れですが、三条大橋も昔は処刑場。
歴史を知れば、ロマンチックな気持ちに間違ってもならない場所。等間隔に三条河原に並ぶカップルの間に怪しい影が見える気さえします(笑)
華やかな都
もちろん華やかな都として、公家文化の中心として雅なイメージもありますが、怖いイメージも同じぐらい私の中であります。光と影、裏と表、そういう反対のイメージも京都の魅力のひとつになってるかも知れませんね。
カップルのデートスポットがこんなに「いわくつき」な場所ばかりのところって凄いですね。「将軍塚」「深泥池」沢山ある寺院などキリがないです。古い都はそういうものかもしれませんが、戦禍で何度も焼けていますしね。
その中で続いた庶民の生活、文化を守ってきた天上人。人間の逞しさも感じます。
平安京ダークサイドの安倍晴明
科学文明の発達した現代に生きる私達でも京都の歴史を思えば恐ろしいのに、1000年前に生きていた貴族や宮家の人々、庶民は「病気」「火事」「戦乱」「彗星」「日食」など、どうしようもない災いにあい本当に怖かったと思います。
今回の「平安京ダークサイド」の安倍晴明は、怖がる人々に対処法を教えることで、安心させる現代で言えばアドバイザー、カウンセラーの様な役目をしていた気がしました。今風に言えばスピリチュアルカウンセラー?
実際の安倍晴明が普通の人間だったとしたら、原因は安倍晴明にも分からなかったと思います。それでも他の人と違う角度から問題や災いを見ていた気がしました。陰陽師の安倍晴明ですが、リアリズム的な、目に見えないものを無下には恐れすぎない、そんな気さえしました。
人には見えないものが見えている、鬼を使っている陰陽師の安倍晴明に変な感想ですが。全てが見せているから怖くないという映画や小説に描かれている万能的な安倍晴明より実物に近い気がしました。
面白かった所、ビックリした所♪
面白かった話は、晴明が奥さんにいわれて式神を橋の下に住ませた話でした(奥さん最強伝説w)
ビックリしたのは人喰い地蔵の写真を井上あさひさんが取った事。仕事とはいえ最強と言われる崇徳上皇に関わるものにそういう事はしたくないです。
<人喰い地蔵の場所>
〒606-8324 京都府京都市左京区聖護院中町 京都府京都市左京区聖護院中町14
人喰い地蔵は正式には崇徳院地蔵と言われます。聖護院門跡の東隣にある積善院準提堂もあります。
<晴明神社の場所>
〒602-8222 京都府京都市上京区晴明町806−1
晴明神社は安倍晴明の屋敷があった場所に今でも建っています。
<基本情報>
歴史秘話ヒストリア 「ようこそ!平安京ダークサイド 陰陽師・安倍晴明のヒミツ」
司会 : 井上あさひ
NHKオンデマンドで見れます。(期間が終わり見れなくなることもあります。)最後までお読み頂き有難うございました(・▽・*)