本能寺の変の原因


「本能寺の変」が起こった理由と原因について学者さんたちが討論した、2020年正月にNHKで放送された「本能寺の変サミット2020」。

史料について

「本能寺の変サミット2020」では原因として怨恨説、野望説、共謀説などを取り上げていました。先生方のお話はとても為になったし、楽しかったです。いつも本やテレビの歴史解説で仰ぎ見ている先生方。昔からある説から最新の説まで詳しく先生方の考えを聞け、先生方の人柄にも触れられて歴史好きとしては、とても幸せな時間でした。

番組を見て、先生方のお話を聞いていて改めて思ったのが「史料・資料」の重要性と信用性ですね。先生方と歴史好きの違いは「史料」だと思いますが、史料を自分で確認できない歴史好きが、自分の考えを声高に唱えるとかかなり怖いことだなぁと改めて思いました。

爆笑問題の大田さんが時々「ドラマで描かれてきた明智光秀像」を取り上げて色々言ってたのは面白かったけど。(そういうの大好きだけどw)声高に唱えた説が事件から200年後に推察を入れて書かれたものだったり、物語で書かれた説だったら恥ずかしい。また新しい資料も発見されたりするので説自体が古くなったりもしますね。勉強が足りない私はこれからも基本「○○と言われていますが」で歴史の話はしようと思いました。

本能寺の変とは?

本能寺の変とは?天正10年6月2日(1582年6月21日)に起こった、織田信長が配下の武将・明智光秀に謀反された、本能寺で起こったクーデターの事です。また同じく京都に居た信長の嫡男で、織田家当主となっていた織田信忠も二条城にて倒れました。現在にいたっても謀反の原因がはっきりわからず、日本歴史上一番の謎と言われている事件です。

本能寺の変に関するいろんな説

今回、(個人的な)怨恨説、斎藤利三をめぐる怨恨説、鞆幕府推戴説、構造改革反発説、四国説、イエズス会共謀説、朝廷共謀説、突発的犯行説、暴走阻止説が取り上げられていましたが、細川藤孝の子孫の細川護煕さんが「明智光秀が涙を見せた」という話、また石川美咲さんからは光秀が若い頃医者だったという説など、知らない話が聞けてよかったです。



2020年大河「麒麟がくる」でも細川 藤孝(キャスト:眞島秀和)が出てくるようですが、本能寺の変までの明智光秀(キャスト:長谷川博己)との関係や本能寺の変からの動きが気になりますね。(大河には光秀の親友といわれる吉田兼見も出てくるかな?)でも番組中に出た図を見ていると、細川家の領地だと「中国大返し」で畿内に戻ってくる秀吉ともろ正面からぶつかる感じになるのでは?細川家としたらそれは辛い、光秀の味方をするのは難しそうだなぁと思いました。

私的には鞆幕府推戴説が面白く聞けました。鞆幕府推戴説とは毛利家領地の鞆の浦にいた元室町幕府第15代・足利義昭を担いで室町幕府を再興する案のようですが、私的には今まで足利義昭をあまり評価したことがないので、天正10年の時点でいまさら彼を中心にクーデターを考えるかな?明智光秀は義昭の事をどう思っていたんだろう?毛利家が関わっているならむざむざ秀吉を中国大返しさせるかな?などいろいろ気になりました。

自分が推す説は?

「本能寺の変サミット2020」を一歴史ファンとして見て、どの説を推すか決めようと思っていましたが、どの説にも「一理あるな~」と思ってしまい・・。原因は複数だと駄目でしょうか?w 私には現時点では「本能寺の変」の原因を一つには決められないようです。

でも、結果から考えたら、本能寺の変が私にはどうしても練りに練ったクーデターには思えなくて。他の有力武将が近くにいない状態、織田信長と息子・信忠が二人共京都にいるという千載一遇にあたった事・・決行したあと、表立って味方をしてくれる人物が出てこなかった事などを考えたら、まだ計画途中だったのでは?計画がまだ煮詰まっていないのに決行したのでは?という気がするのです。

「本能寺の変」の結果が三日天下と言われる状態になったのはなぜ?それは天下のためというより、一番に光秀の感情があり、決行にいたったのでは?と思うのです。それは「信長憎し」という気持ちだったかもしれないし、「長宗我部を助けたい」という気持だったかもしれない。だけどそういった感情で焦って、いまいち冷静な判断ができなかったのでは・・そんな気がするのでした。

怨恨説を主原因とするのには先生がた皆さま反対されていましたが、「でも大好きだったら謀反しないよね~w」なんて突っ込みながら見ていました。

とにかく楽しい番組でした。2020年NHK大河「麒麟がくる」も楽しみです。

【本能寺の変サミット2020】

司会:爆笑問題
解説者:本郷和人さん
出演:細川護煕さん、天野忠幸さん、石川美咲さん、稲葉継陽さん、
柴裕之さん、高木叙子さん、福島克彦さん、藤田達生さん

~「本能寺の変の原因」でした。最後までお読みくださりありがとうございました!


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