あさイチにフランス料理の巨匠、ジョエル・ロブションさんが来ました。世界各地に自分のフランス料理店を持ち、ミシュランの星の総数 31個ですって。2016年10月25日「レジェンドキッチン ロブション」と銘打ち、その日のあさイチはロブションさん一色。
ロブションさんは2つのお料理の作り方を教えてくれました。
☆じゃがいものピュレ
☆目玉焼きを乗せたガレット
もうね、凄く美味しそうで~、そして頑張ったらおうちでも作れそうな(気がする)レシピ。食材も安いので試せる!ロブションさんと助手の方の作っている様子を見ていたら、大事なのは「食べる人への愛情と丁寧に作業すること」かなぁと思いました。
ジャガイモの皮むき一つでも仕事が丁寧で心がこもっている。食材を優しく丁寧に扱っている。ロブションさんは子供の頃に神学校の厨房で料理をお手伝いしている内に料理に興味を持ち20歳からパリのレストランで働き始めたそうです。
高野山などお坊さんたちも修行の一環として精進料理を作るそうですが、ロブションさんの姿勢はちょっとそれに似ているな・・と思いました。ついつい忙しくてやっつけ仕事でしてしまう日々の料理。家族に作る料理も丁寧に心を込めてしないとなってちょっと反省。
【ロブションさんのじゃがいものピュレのレシピ】
1:じゃがいも(500g)を塩水で茹でる
2:皮を剥き潰す
3:無塩バター(150g)と牛乳(250ml)を加えながら混ぜる
4:裏ごしをする
5:盛り付ける
ときどき出てくる洋食のメインに添えられた「じゃがいものピュレ」昔から大好きでした。トロトロのじゃがいもペーストは本当に美味しくて。ロブション風じゃがいものピュレをぜひうちで作りたいと思います。
【ロブションさんの目玉焼きを乗せたガレットのレシピ(2人前)】
1:冷ご飯(150g)とチーズ(35g)ハム(35g)でパテを作る
2:パテを焼く
3:目玉焼きを作る
4:盛り付ける
目玉焼きを乗せたガレットは日本の卵かけご飯からヒントを得て、ロブションさんがあさイチの為に考えた特製レシピ。材料に冷ご飯が入ってて家にある食材だけでこちらも作れそう。
巨匠なのに気さくなロブションさん。お話も面白くて朝からゴージャスで凄く得をした気分になりました。またあさイチに来てほしいな~「レジェンドキッチン ロブション」第二弾をぜひ!今回料理人の卵のエコール辻と服部栄養専門学校の学生さんが沢山いらしてたけど、みんな熱意があって頼もしかった。
ロブションさんの日本のレストランを調べましたが、大阪には無くて、東京の恵比寿や六本木にレストランがありました。恵比寿ガーデンプレイスはすごく格式ありそうで敷居が高い。六本木ヒルズのお店はオープンキッチンでカウンターもあるのでなんとか入れそうです。アラカルトも美味しそうだなぁ。
ロブションさんのパン屋さんやケーキ屋さんもあるようですが全部東京で残念。東京に行った時にはぜひ立ち寄ろうと思います。