ブラタモリ#160では天草の崎津と島原 原城を歩くタモリさんと林田アナ。崎津ではキリシタンと南蛮を感じる旅、原城跡は辛い歴史の場所ですが、海が美しい綺麗なところでした。
天草では潜伏キリシタン ブラタモリ#160
今回のブラタモリ#160では「なぜキリシタンは250年も潜伏できた?」という謎を解くという事で番組が進みます。天草の崎津では南蛮柿(イチジク)とかの言葉が残っていて、鎖国の前の安土桃山時代にはヨーロッパから宣教師も来てとても賑やかな町だったそうです。
番組ではその頃の楽器と西洋音楽を聴かせてくれました。豊臣秀吉も織田信長も気に入ったそうで、音色が素敵でもっと聞いていたい気がしました。秀吉も信長も新しいもの好きだし、徳川家康もヨーロッパっぽい鎧を着ていましたね。南蛮の文化には興味あっても日本がのみ込まれるのは嫌だし、南蛮の動きは心配していたでしょうね。
そして徳川時代に入って、鎖国となりキリシタンは禁止されて、「潜伏キリシタン」という状態が250年続く事になりました。「代々、潜伏キリシタン」っていうかたが出てきて、おおって!って顔をタモリさんと林田アナがしていましたね。私もびっくりしました。天草・崎津では信仰を守り続ける為に色んな工夫をしていたようで、踏み絵や信仰具の話、お金を十字架の形に並ばせるとか、神道を信仰しているように見せる為に一年中しめ縄を飾っておく風習とか、潜伏キリシタンの人は寺社の要職をする場合も多かったとか、その秘密と知恵に驚きました。
天草崩れの事
1805年の天草崩れ という事件にはびっくりしました。密告によって村人の7割がキリシタンということが発覚したとは。・・・7割って。それまで何となくキリシタンって事わかってたけどみんなで知らないふりをしてたんじゃ?空気読めない人が密告したのでは?7割りにみんな驚いたのでは?なんて色々考えてしまいました。でも大事にならなくて全員無事で良かったです。「変わった信仰を持った人たち」として処理したって(笑)旅で廻った地方では酷い目にあった人々の話も聞いたり博物館で観たりもしたので・・崎津の人は酷い目に合わなくって良かったです。
島原の原城では ブラタモリ#160
ブラタモリ#160の後半では船に乗って島原の原城に。1937年の島原天草一揆(島原の乱)では原城で島原・天草の農民たちと徳川幕府がたたかいました。実は私も4年ぐらい前に原城に行っています。タモリさんたちが番組で行った日と同じくらい天気のいい日でしたが、歴史的には原城は怖い場所なので広い城跡をドキドキしながら廻りました。結果的にはとても美しい海を見れて、美味しいお魚も食べれて、気に入った場所になりました。今年また島原とまだ行った事の無い天草に遊びに行こうと思っています。<祝・世界遺産>
番組では原城近くの畑で千田嘉博先生が待っていましたね♪城と言えば千田先生。先生の原城についての解説が聞けて良かったです。とても大きい原城、迷路のような城内、水が湧いてくる池が城内にあったなど・・私も行った時本丸の奥は崖になっていて鉄壁の自然要害だと思いました。Aso-4の話も興味深かったです。私ももう一度ゆっくり歩きに行こうと思います。
原城って誰が作ったの?
<答え>
原城は島原の旧君主・有馬家の有馬貴純が築城しました。(キリシタン大名で有名な有馬晴信の家)しかし、島原が松倉家のものとなり、その後、原城は廃城となりました。そこに天草と島原の領民たちが篭城したのでした。
林田アナはブラタモリ160回目で卒業
今回で林田アナはブラタモリを卒業となりました。ちょっと寂しそうなタモリさんでした。林田アナのラストの言葉は「この2年間の思い出を抱き締めて一生 生きていきます」でした。4月からのブラタモリの新アシスタントは浅野里香アナウンサーに決まりました。浅野アナには またタモリさんとの名コンビを目指して欲しいです。
NHKオンデマンドを楽しむ「天草の崎津と島原 原城を歩く ブラタモリ」でした。最後までありがとうございました。
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- ブラタモリ #160 島原・天草~なぜキリシタンは250年も潜伏できた?~
- 出演
- タモリさん 、林田理沙さん
- ナレーション
- 草なぎ剛さん