文の兄の吉田松陰。
文は市井の人ですから、そのままでは埋もれていた人物、
まず吉田松陰あっての「花燃ゆ」だったのではないでしょうか?
幼い頃から将来を嘱望された天才。
11歳にして長州藩主の前で講義し、
長崎遊学後、江戸にて佐久間象山に弟子入り。
24歳の時には下田に停泊中の黒船に乗り込み密航を試みるも失敗して自首。
故郷の萩で獄中生活後、杉家で蟄居の身となる。
安政4年(1857年)に叔父が主宰していた松下村塾の名を引き継ぎ、
杉家の敷地に松下村塾を開塾する。
武士や町民など身分の隔てなく塾生を受け入れた。
この松下村塾において松陰は久坂玄瑞や高杉晋作、伊藤博文、
山縣有朋、吉田稔麿、入江九一、前原一誠、品川弥二郎、
山田顕義などの面々を教育していった。
吉田松陰役は伊勢谷友介さんです。
白洲次郎役や竜馬伝での高杉晋作役が印象的でした。
高杉晋作役がハマリ役だったので、
その師である吉田松陰をどの様に演じられるか楽しみです。
高杉晋作も吉田松陰も熱い志しと魂をもった人物のイメージですが、
さてどの様に演じられるのでしょうか?
文のもうひとりの兄、長兄は杉梅太郎といい、
松蔭、文達の良い兄でした。
松蔭の志を早くからささえ、
松蔭が死んだのち、維新後の明治13年、松下村塾を再興しました。
杉梅太郎役はお笑いトリオ、ネプチューンの原田泰造さん。
2008年にはNHK大河ドラマ篤姫にて大久保正助(大久保 利通)役、
2010にはNHK大河ドラマ龍馬伝にて新撰組の近藤勇役、
2013年の連続テレビ小説ごちそうさんでは、
主人公のお父さん(卯野大五 )役として出演しています。
私は特に「篤姫」での人のいい保正助さんから、
非情な政治家としての大久保 利通に変貌していく様が印象に残っていて、
好きな俳優さんのひとりなので嬉しいです。
お笑いの原田泰造さんの事はあまり知らないのですが・・(笑)
幕末歴史好きで、司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』
『竜馬がゆく』などを愛読されてるんですって(^-^*)
若い頃はモデル・俳優などのオーデションに応募されて、
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにも応募されたとか。(残念ながら落選)
お笑いで名前が売れて、俳優にも仕事の幅が拡がって良かったですね。
俳優・原田泰造さん、これからも楽しみにしています♪
今回も(初期の)保正助さんの様な人のいい、優しいお兄さんを観れたらいいな~。
ちなみに梅太郎って名前、現在ではほとんどつけない名前ですが、
坂本竜馬の変名も才谷梅太郎という名前ですね。
幕末あたりではポピュラーな名前なんでしょうか。
ナウな名前だったんでしょうか?( ‘ – ‘ *)