青の北斎


北斎ブーム。博物館で北斎展があったり、本や雑誌で北斎の特集が組まれたり。私が住む関西ではあべの(天王寺)のハルカス美術館で大英博物館の特別展「北斎-大波の彼方へ」(2017年10月6日~11月19)が大盛況です。

NHKでも北斎特集

NHKオンデマンドでも北斎関係の番組が見れて楽しいです。映像と専門の先生の解説、ドラマ・・自分の目と耳と想像力を膨らませて、いつのまにか北斎の居た江戸に連れていってくれる。

・眩(くらら)~北斎の娘~
・北斎“宇宙”を描く
・ゴッホと北斎のミステリー
・北斎インパクト!

天才絵師北斎の青、北斎ブルーといわれる青を作り、塗る北斎。富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」でも使われた濃い青。それまで日本画で使われていた色とは違う、西洋から来たベロ藍(プルシアン・ブルー)で色彩した波の色。

構図と共に私たちを虜にする色。

実は沢山ある神奈川沖浪裏

特別展では大英博物館所蔵の富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」が人気となっています。日本人なら誰でも見たことのあるこの有名な絵は浮世絵(錦絵)なので、複製やレプリカが現在でも新しく作られていますが、出来の良い悪いがあるようです。



浮世絵のオリジナル絵はあまり残っていないのでしょうか。江戸の火事で版木を版元が必死で持って逃げるイメージがありますが、紙は燃えたり、古くなって色がくすんだり、ダメになりそうですね。でも世界中の人にコピーされてデザインとして今後も半永久に残っていくんでしょうね。

特別展でなくても葛飾北斎の作品は色々な博物館で見れます。今回のブームで北斎に興味を持った人は廻ってみるのもいいですね。他の作品と比べて北斎の浮世絵を見るのも楽しいですし、北斎漫画を見るのもいいですね。

北斎漫画でなくても、北斎の浮世絵は江戸の人々がいきいきと描かれていて、息づかいが聞こえてくる様ですね。

北斎の生き方

北斎の生き方に惹かれる人も多いのではないでしょうか。絵を書くという自分の本能と情熱に正直に生きた北斎。江戸の下町でべらんめえ口調で娘(葛飾 応為)と並んで生き生き日々絵を描く北斎先生が浮かんできます。

絵を描く以外の事には興味が無かった北斎。片付ける時間が勿体無いと家が汚くなったら引っ越ししていたという話、名前を弟子にあげてお金をもらった話。(引っ越し回数は93回、改名は30回)。

北斎さんのエピソードはわりと残っていて、興味があって調べたら江戸時代の有名人とのエピソードやトラブルも出てきて、生き生きした北斎さんを感じられました。将軍(徳川家斉)さんにも会っているんですね(目の前で絵を書いたそうです)

ある時にはお侍さんを怒らせて切られそうになったりしています。絵を描く以外の事は興味もなければ、生き方もヘタな北斎先生。(天才肌の人にはそういう人がいますよね)北斎の娘さんを筆頭に周りの人が北斎さんを助けていた気がします。

歴史上の人物で、実際に会うと怖そうな人も多そうですが(武将とか、笑)北斎さんならちょっと変わり者や偏屈だとしても、色々聞きたいことがあります。絵に関する話なら一生懸命話してくれそうな気もします(・▽・*)


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