NHKオンデマンドで昔の大河ドラマ「徳川家康」を見ています。
1983年度の大河ドラマで、主演は滝田栄さん。
昔の大河ドラマの方が最近のより重厚で見ごたえがある気がします。
先日見ていたのは、今川家の姫で戦国大名今川義元の姪だった正妻築山殿と、
嫡男の元康を織田信長の命で切腹&殺害する事件。
武田家と内通していたと言われていますが、史実の真相は闇の中。
元康の正妻は信長の一の姫徳姫ですね。
徳姫の手紙が発端で、婿の元康を追い込む信長。
現代の私達に考えられない事態ですが、
家康の心痛ははかりしれないものだったと思いますが、
苦渋の決断をして、妻と子を死に追いやる。
その後も本能寺の変で織田信長が亡くなるまで、
織田家と徳川家は同盟関係にあり続けますが、
家康はどんな心情だったのでしょうね。
元康切腹までの間に家臣の凡ミスという様なやり取りがみられます。
もっとうまく立ち回れば元康切腹までいたらなかったのではないかという様な。
部下のミスのために息子を殺さねばならなくなった家康。
部下達への気持ちも消化していかねばならない殿、家康。大変ですね。
事件後初めて信長と家康対面時にはわだかまりなく対面してます。
(ええっ!笑)
人の一生とは重き荷を持って・・という一文を思い出します。
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全作視聴しました。
評判どおりとても正統派の大河ドラマとして見ごたえのある作品だと思いました。
滝田栄さんの徳川家康もとても誠実で努力家で好感持てる主人公でしたし。
主人公らしい家康。
でも実際の家康はもうちょっとダークで狸親父の気がしますw
関が原の戦いからおよそ15年後。
大阪冬の陣、夏の陣の頃には、
徳川家康から実権が秀忠にいっている感じで、
豊臣滅亡や豊臣秀頼や淀への死も家康の主導でない様にされていましたが、
そのあたりちょっと疑問に感じました。
徳川家康は75歳で没するまで、幼き頃から多難の人生を送ります。
このドラマでは、家康の最後の時、どのような心持ちで亡くなるのでしょう?
機会があったらまた確かめていただければと思います。
ところで原作は「徳川家康」山岡荘八さんの歴史小説です。
全26巻・・・(/_ _ )/♪
世界最長の小説として記録されているとか。
私、途中まで読んでるんですw
たぶん半分ぐらいで挫折して。
いつか読破しようと思っているんですが、
忘れてしまったのでもう一度一巻から読むしかないです(/_ _ )/♪